7月21日、12回目となる慰霊祭が執り行われました。
上右田にて行われるのは2回目となります。
理事長による追悼文や各地で起こっている災害や報恩についての思いが読み上げられた後、災害当時より高砂に居た利用者様、職員が一人ずつ、亡くなった方々への黙祷を捧げました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
午後からは新人職員の皆さんに、理事長や当時を知る職員から体験談や、防災についての心構えについての話し合いが行われました。
当時を知る職員の方々は今でも災害の事を鮮明に記憶しており、新人職員は皆、真剣な表情で話に聞き入っていました。
高砂が続いていく限り、この豪雨災害で学んだ反省と教訓、助けて下さった方々や支援して下さった方々への感謝の心を新人職員に伝えていく事は務めであり、また義務であると考えます。
新型コロナウィルスの蔓延により、報恩事業が思うように行えず歯痒い思いもありますが、少しでも皆で出来る事を探して、職員全員が「報恩」の想いをもって業務を行っていく事ができれば幸いです。
現在、高砂では、防府市北部地域の高齢過疎化に伴う僻地医療で貢献する為
報恩事業の一環として、地域診療所『ライフクリニック』を高砂の隣に建設中です。
建設状況についてはブログで近況をお伝えしていければと思います。
どうか高砂の行く末をお見守りください。