6月の末から山口県は
記録的な大雨に襲われ、
連日ニュースをにぎわす中
理事長の「こういう時にこそ行きましょう!」
との一言で急遽職員に募集がかかりました。
ということで深刻な状況となっている美祢市へ
災害ボランティアとして参加してまいりました。
これまで、全国各地へボランティア参加してきましたが
まさに被災真っ最中への参加となりました。
当日も時折雨の降る中
あえてボランティアセンターを通さず
美祢市の特別養護施設へと向かいます。
川沿いに面した位置にあるこの施設では
腰ほどの高さまで、浸水したようです。
1階部分はほぼ浸水してしまったようで
とりあえず利用者の避難が優先し
浸水したため使えなくなった機器が運び出されている状態でした。
飛び込みでの
「何かできることはありませんか?」という逆要請に
先方もちょっと驚かれていたようですが
施設長の方から了承を得て
職員の皆さんのお手伝いという形で参加しました。
被災直後ということもあり
一方では、電話対応に追われる事務の方もおられ
職員の方も懸命に作業されていました。
被災直後の現場は
ちょっと話しかけずらいというか
先方「どうしたらいいのかわからない」
ある意味混乱状況にあります。
一応広報担当の自分ではありますが
写真を撮る余裕もなく
ひたすら、要請されたことをこなすことに終始します。
被災直後ということで
いわゆる書類なども整理している最中で
外部の我々があまり目にしてはいけないものであり
そのあたりに気をつかいながら作業を進めていきます。
主に外部の泥の掻き出したり、
流れ込んだ流木の撤去などをしていきます。
午後は施設内部も作業も手伝いさせていただきましたが
この部分はもう写真を撮る余裕なし。
でも施設職員と思われる女性の方から
「あーきれいになったね。ありがとうね」
と言われたのが唯一の交流となりました。
美祢市のいち早い完全復興を心より願います。