昼食を終え、午後の作業。
ちなみに今回の作業地は穂保(ほやす)という地区で
千曲川流域でもリンゴ栽培の盛んな地域だそうです。
続いては二班に分かれて
リンゴ農家のお宅です。
リンゴが特産品の長野県。
山口県では普通、おうちの横に畑や田んぼがあるように
長野市ではその感覚で、おうちの横にリンゴ園があります。
分かれた班は庭の泥の撤去作業だったそうですが
こちらではちょっと別の作業になりました。
こちらのお宅では
すでに床板をはがし、庭などの泥の搬出作業は終わっており
依頼されたのは、家の壁の撤去作業です。
実はこの作業
去年岡山県真備町のボランティアでも経験したのですが
ちょっとした知識と経験が必要です。
おうちの再建が前提とした作業ですから
ただ崩せばよいというのではなく
ちゃんと基礎の部分を傷つけずに
水没してしまった壁の部分のみを撤去する。
ですので、一見すると白い壁に見える部分の
どこにハンマーをいれて不要な部分を除いていくか?
家の大体の構造を頭に入っていないと
いけないわけです。
そこはうちのボスは
知識と経験が豊富なので
的確にハンマーを入れていきます。
自分はといえば
そこで落ちてきたプレートの木片などを
作業をみながら
ひたすら土嚢袋に詰めて
ごみとして外に出すという連携プレイで対応。
このあたりがボランティア初心者と経験者の差ですね。
幸いこちらの班は初心者は自分だけだったので
ひたすら落ちてきたものを
作業の邪魔にならないよう袋に詰めまくっていきます。
去年はボスに
「全体をよく見て、人と同じ作業をするよりも
今の状況で自分ができることをよく理解して作業するように」
ときっつく教えられましたので、、、
初心者の方は
「いま自分はなにしたらいいですか?」
と素直に現場の
経験者に聞ける心持ちが結構大切だと思います。
「何かしたいけど
何をしたらいいのかわからない」って
現場でよくあるんですよね。
このお宅には
学校がお休みだった市内の高校生が来ていて
去年の自分と同じ状況に陥っていたので
ちょっとお願いして
ほうき掛けを手伝ってもらいました。
掃除も大切です!!
午後3時には作業終了。
実はまだまだ作業は残っていたのですが
明日こちらのお宅に来られるかはわからない。
ちょっと後ろ髪ひかれる思いはありますが
そこは割り切ってご主人と別れました。
平日にも関わらずサテライトには多くのボランティアが…
さあ、明日はなんの作業なんでしょうかね
続きます…