お知らせ
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平成21年から14年目となる7月21日。

上右田では7回目となる第14回慰霊祭が、高砂の慰霊碑前にて催されました。

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当時から在籍する職員は筆者を含めて現在12名。
あと何年皆でこの場に集う事ができるかはわかりませんが、
私を含む旧高砂の職員が高砂に残り続けている限り、
この記憶と想いを当時を知らない職員に伝えていきたいと思います。
そして、旧高砂の職員が去った後も、教訓としてこれからの新人に伝え続けられますように。

 

 

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午前中は旧高砂の職員のみ参加し、亡くなられた方々のご霊前に黙祷を捧げ、
ご冥福をお祈りいたしました。理事長と代表職員による追悼と教訓の言葉が読み上げられ、
午後からは昨年と同じく、旧高砂職員から当時を知らない職員への講話が行われ、当時の想いを皆に伝えました。

 

 

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テレビ局や新聞社等の多くのメディアが今年も取材に来設して下さいました。ありがとうございます。あの日から10数年経った今でもこうして取材に来て頂けるという事は、当時の災害の記憶が風化していないなによりの証明だと思います。

願わくはこれからも、あのような災害が起こる事のないよう、メディアに携わる方々にはその記憶を伝え続けていく事を心より願います。

私もその日の夕方のニュースを観ましたが、当時の映像が流れると胸が締め付けられる感情を覚えました。この感情は一生忘れる事はないでしょう。

豪雨関係の話を少しさせて頂きたいと思います。

6月末から7月の半ばにかけて各地で豪雨が発生、連日警戒警報が流れ予断を許さない状況が続き、それにより各地で豪雨による土砂災害や河川の氾濫による被害が相次いで起こりました。

ライフケア高砂でも7月10日の夜間、佐波川氾濫のおそれによる緊急避難警報の発令がありました。筆者も当日は夜勤に携わっており、入居者様のライフロハス高砂からライフケア高砂への避難を理事長や施設長を含む他の職員と共に皆で協力して行わせて頂きました。

幸い天候がそれ以上悪化する事はなく、早朝には避難指示も解除され大事には至りませんでした。

もう二度とあのような災害が起こらない事を願いますが、これからも被害防止の為に迅速な対応を心掛けていく所存です。

ライフロハスの入居者の皆様、夜間の避難お疲れさまでした。本当に無事で何よりでした。

 

 

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最後に。

新型コロナウイルスの感染症状の位置づけが5類に移行した事から、高砂が掲げる「報恩」事業の活動を再開しました。20日に美祢市のボランティア活動に参加し、筆者も微力ながらお手伝いをさせて頂きました。豪雨の爪痕が一刻も早く解消される事を心より願います。

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亡くなられた方々のご冥福をこれからも高砂は祈り続けます。

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