どうもどうも
ライフケア高砂広報担当です。
現在10日になりました。
昨日無事に防府市へ帰りまして、、
ようやく落ち着いてブログを書けるようになりました。
ので、長野市での災害ボランティアの活動報告をいたします。
結構長くなってしまうので一日を2回に分けてレポートします。
チームライフケアでは、宿を長野市からちょっと離れた
信濃町というところに借りました。
現地ではすっかり紅葉しております。
気温は5℃。
寒いですね、やはり…
7時に宿を出発して
長野北ボランティアセンターに向かいます。
ここで受付を済ませると
いくつかに区域分けされたサテライトに向かいます。
我々が向かったのが、被災した老人ホーム「りんごの郷」
ちょっと10年前とだぶりますね。
施設全体が水没し
介護用品などは運び出されたようですが
施設の車などは当時のままのようです。
サテライトには
全国各地から寄せられた物資があります。
スコップ
ネコ車(一輪車)
その他、手袋からほうきなど掃除道具いろいろ
大概のものはそろうので身一つで参加しても
活動ができるようになっています。
まずは被災されたリンゴ農家のお宅。
ここではご主人(写真中央の男性)の背丈ほどまで水が来たそうです。
豪雨災害からおよそ3週間ほどたっていますが
まだまだ汚泥はぬかるんでいます。
足を突っ込むと抜けなくなるほど…
そして写真では伝わりませんが
独特のにおいも、、、
お願いされたのは
農機具倉庫の泥の掻き出し。
農家の方にとって農機具は大切な道具。
道具の搬出はなんとか終わっていますが
泥の掻き出しまで手が回らないということです。
倉庫そのものは広いのですが
入口は狭いので
泥をかき出す班
ネコ車にのせて泥を搬出する班に分かれての活動となります。
汚泥は水分を含んで重く粘土のようになっています。
ただチームで臨んだせいか、割とサクサクと進んでいきます。
ちなみに写真は泥の掻き出しが終わった後のものになります。
ビフォーアフターの写真が必要だとは思うのですが
広報とはいえ作業優先。
ちょっと悩ましいですね。
続いて向かったのが災害ごみの一時集積場。
泥の搬出の前に運び出された生活用品などが
集積されていますが、
様々な種類のものがありますので
ここで燃えるゴミ、燃えないゴミ、金属、危険物の
大きく4種類にわけてこれを集積していきます。
結構な時間放置されていたこともあり
分別に気を遣います。
中にはカード類がそのまま入った財布みたいなものがあり
当時の混乱した状況が想像できるものもあります。
周辺にいたボランティア30人ほどで臨みましたが
泥にまみれた生活用品は分別も難しく結構な時間がかかります。
そしてようやく分別が終わると
ここで昼食時間。
いったんサテライトに戻ります。
災害ボランティアの鉄則として
頑張りすぎないことがあります。
45分作業したら10分休憩。
必ず水分補給、食事をとること。
ボランティア歴の長い方がおっしゃっていましたが
「70%の力で臨まないとね、無事に活動してちゃんと家に帰ることも大切」
おっしゃる通りですね。
ボランティアが倒れたり、けがをしたら
大きな問題になってしまいますので
作業が途中となってしまったり、
分別なども結構ざっくりとしてしまっても
あまりこだわってはいけません。
ということで午後の作業に続く…