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【カテゴリー】ブログ, 健康教室

どうもどうもいいんちょです。

ライフケア高砂では
毎年、公立学校の教頭先生の長期社会研修生を受け入れております。

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昨年11月~1月までの3か月間、
当施設で職場体験をされた藤田教頭先生に研修の感想などをインタビューしてみました。

今回、コロナの関係で、ほとんど関りを持つことができなかったので
あらためて教頭先生にじっくり話をきいてみました。

(い)自己紹介をお願いします。

(藤)山口市立平川中学校で教頭をしています。
   藤田 猛(ふじた たけし)と申します。
   「サウナでととのう」のが大好きな54才の理科教員です。

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(い)コロナがひどい時期と重なってしまいましたが、研修の正直な感想を聞かせてください。

(藤)自分の老後を考えるきっかけになりました。
   これまで趣味もなく仕事ばっかりだったので、
   仕事がなくなったとき何をするのだろうかと、不安で不安で。

(い)たしかに趣味は大切ですよね。

(藤)こちらで、たくさんの素敵な先輩方にお会いしました。
   めちゃくちゃオセロの強い女性利用者様。
   囲碁や将棋を教えてくれた男性利用者様。

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(藤)ハーモニカを演奏して歌声の中心にいるモテモテの男性利用者様。
   私は、退職したらウクレレを習って、
   おばあちゃんにモテモテのおじいちゃんになりたいです。

(い)もてもてになれるかわからないですけど
   早めに取り組んでくださいね(笑)
   ちなみに介護現場へのイメージは変わりましたか?

(藤)「きつい」「暗い」「特別」というイメージでした。
   亡くなった母が入所型施設でお世話になったのですが、
   どんな生活をしていたのか、正直知りませんでした。

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(藤) 実際のご利用者様は、「明るく」「朗らか」に生活されており、
    スタッフの皆さんも力仕事で大変な場面もありますが
    「和やかに」「親身に」接しておられました。
    「明るい」「日常」の営みだとイメージが変わりました。

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(い)スタッフや職員はどうでしたか?

(藤)いろいろなスタッフさんに、介護の仕事について聞きました。

  「自分のおじいちゃんのお世話をするのが好きだったから」

  「ご利用者様から、元気をもらっています。」

  「自分のできることが、どんどん増えてきて、成長するのがうれしい。」

  「今、できる事をしてあげたい」

  大変なことも多いですが、使命感や達成感、プライドをもってお仕事をされていますね。

  お子さんをお持ちのスタッフさんからは、
  「学校は大変でしょ?頑張ってください。」と励ましていただきました。

(い)それよく先生いわれますよね。

(藤)学校も、教員の専門性を生かして、子どもを笑顔にしたい。
  それが働くエネルギーという点では、介護の仕事との共通性を感じます。

(い)介護現場ではご挨拶程度しかできませんでしたが、
   期間中印象に残った取組はありますか?

(藤)「頭と体の健康教室」です。
   予防介護って今の時代大切ですよね。
   これは私も参加したいと感じましたね。

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(藤)また、健康教室のバスツアーで長門湯本へ行きました。

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(藤)バスの中で、隣のご婦人から
   「こんな旅行は久しぶり。うれしい。」という声も聞きました。
   まさに報恩ですね。

(い)本当に行動制限はつらいですね。

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(い)最後に、何か私たちにメッセージをいただけますか?

(藤)やがてやって来る「老い」の時期を支えてくださる
   介護の現場の皆様にリスペクトです。
   安心して介護をお任せできるので、今を頑張ることができます。

   私は重くて入浴介助が大変で、
   食への執着も強く迷惑をかけるかもしれませんが、
   その時は笑って許してください。

(い)ダイエットお願いしますね(笑)

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(い)藤田先生ありがとうございました。

さて、来年も教頭先生お待ちしています。

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